以前書いた通り、年度に3〜4回ある出願締切の中でも、なるべく早い段階で出願する方が合格可能性は高まる。合格枠がどんどん埋まっていってしまうからだ。2年目は、オンキャンパスインタビューを受けたTuckとFuquaは10月のファーストラウンド(第一締切)で出願した。その結果は12月中旬に発表となる。
Karenの指導の元、台北・上海でのビジネス経験を盛り込んで全面的に書き直したエッセイとレジュメ、推薦者の言葉を英語が大得意な友人に精緻な英語で書き起こしてもらった推薦状等が揃い、我ながら一貫性のある素晴らしい出願書類になった。一方、テストスコアはどうしても大きく上げることができず、TOEFLが102点から104点に微増したのみだったので、不安は残ったままだった。
結果は2校とも不合格だった。10ヶ月前に受け取ったものと全く同じお祈りメッセージを読んで、非常に虚しい気分になった。
残念ではあったが、まだ2校の結果が出ただけであり、セカンドラウンドが3週間後以降に控えている。もう不合格には前年度の経験で慣れた。前回ほど大きなダメージは受けなかった私は、早速Karenに連絡を取り、今後の受験戦略について相談した。彼女からの推薦もあり、セカンドラウンドでは次の8校を受験することとした。
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Cornell University Johnson School of Management
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University of North Carolina Kenan-Flagler
Business School
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UCLA Anderson School of Management
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University of Southern California Marshall
School of Business
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University of Virginia Darden School of Business
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Emory University Goizueta Business School
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Georgetown University McDonough School of
Business
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University of St.Gallen MBA-HSG
年末年始は、妻が上海に遊びに来て、その脚で共にラオスのビエンチャンへ飛び、妻のラオスの友人の結婚式へ参加することになっていたので、それと平行して出願準備を進めた。エッセイの土台等は出来上がっているとは言え、これだけ短期間の間に8校も受験するのは尋常ではない。昼夜を問わずひたすらパソコンに向かう日々が続いた。上海でもビエンチャンでも、食事や結婚式の時間等を除いて殆んどの時間を家やホテルに篭って出願準備に充てさせてもらった。本当に文字通り「寸暇を惜しんで」の出願作業だったが、Karenの年末年始返上の添削と、先に述べた友人の迅速且つ正確な推薦状書き起こしのお陰で、何とか出願を完了することができた。
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