2014年12月25日木曜日

<学校紹介1>最初のセメスターが終わった



12月頭の期末試験を以って、最初のセメスターが終わった。7月にイサカに来てから、毎日授業やら課題やらイベントやらに追われてあっと言う間…も無くここまで来てしまった。MBA生活の1/4が既に終わったとは全く信じられない。

コーネル・ジョンソンのカリキュラムは短期間に多くの内容を凝縮したものと知られている。入学直後からコア(必修)科目が猛烈なスピードで始まり、最初のセメスターでほぼ全てのコア科目を修了する。そして、次のセメスターでは実践学習「イマージョン」を通じて、コア科目で得た知識のスキルへの昇華を図る。インプットとアウトプットを1年目の間に一気に経験させることで、1年目と2年目との間に控えるインターンシップに於いて他校生徒を超えるハイパフォーマンスを可能にすることを目指しているのである。

そんなカリキュラムのお陰で今セメスターでは、リーダーシップ・ミクロ経済学・マーケティング・会計・戦略・ファイナンス・戦略的批判的思考法等の数多くの分野を学んだ。
留学前は「頑張って勉強すれば何とかなるだろう」程度に楽観的に考えていたが、実際にやってみると語学の壁があるのでアメリカ人学生と比べて圧倒的に時間が掛かる。さらに、ファイナンスや会計は学部時代に全く触れたことが無かったのでそもそもの概念を理解することだけで一苦労だ。結果、毎日明け方まで勉強することとなった。拷問のようにしんどかったが、勉強する為に留学しているので仕方が無いし、振り返れば随分と有益な内容を学んだものだと思う。


さて、冬休みに入り、同期達は次々とイサカの外へ飛び立っていった。金銭的余裕はあまり無いにしても、まとまった時間を取ることができるのは今しかない。皆、就職活動をはじめ、知見を広める・羽を伸ばす・故郷へ帰る等、思い思いの目的でアメリカ東西海岸やエジプト・タヒチ・インド等の諸外国へと発って行った。

私はと言うと、ライフワークであるジャンプ競技のネットワーキングと観戦、そして小学校の頃に住んでいたウィーンへの里帰りの目的を兼ね、オーストリア・ドイツ・チェコ旅行へ来ている。暫し充電し、イサカではできないことをし、初心に戻ってイマージョンに突入したいものである。

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